ふんわりウェーブで扱いやすいヘアスタイルを実現

福岡・天神韓国ヘアデザイナーヤマサキジュンヤです

今回のモデルさんは癖のある髪の毛で扱いが大変なのでパーマでウェーブ風にパーマをしたいというご希望でご来店頂きました

以前にも酸性のパーマやアルカリのパーマも施術されている混合毛のデジタルパーマになります

施術工程

before

毛髪診断

根本に膨らむ様な癖がありボリューム感が出やすい

毛先はパーマ履歴がありカールしている

乾燥が気になり湿気がでるとうねる

薬剤選定

リッジのある仕上がりご希望なので

根本

GMT混合剤:スピエラ濃度5%（事前にミックスしてある薬剤）

GMT比率を3:スピエラ比率1

新生毛部にアプローチ

たっぷりと髪の毛の内部まで浸透するように塗布

空調の関係などもあるので表面は特に乾かない様にして下さい

＊全体的に塗布したらハチから下はドライヤーで促進させます

放置時間は5分で毛先に入ります

パーマ既染毛〜毛先

既にパーマがある部分はスピエラの濃度を上げてGMT比率を下げた配合にします

ここで乾燥しない様にラップしてヘッドキャップをかぶした状態で15分放置

＊軟化はしないので手触りや11mmのロッドを巻く等でチェックして下さい

プレーンリンス

薬液を優しく包み込む様に泡シャンプー

摩擦を起こさない様に頭皮をシャンプーするイメージです

髪の毛の強度を強化する為に架橋強化剤を塗布します

＊ケラチン系の物を補強するといいです

癖毛の影響を受けない様にCMC補給で中間水洗

気をつけるべき事

髪の毛を余計に摩擦しない様に気をつけてください。　パーマ液での還元作用が継続している状態です

シャンプーボールため洗い等でしっかりと薬液除去を心がけましょう

ワインディング

今回モデルさんが強めのウェーブを希望だったので、コテを使用した時に26mm位で巻いた仕上がりを目指してロッド選定します

・アンダーは17

・ミドルは20

・トップは22〜20のミックス

＊巻き込む時はノーテンションで巻きます

余計なダメージを起こさない様にしましょう

毛先はパーマ熱乾燥しない様にCMC薄塗りで

デジタルパーマロッドアウト後⬇︎⬇︎

パーマロッドアウト後

2剤工程

デジタルパーマ加温後に必ず冷却をして下さい

加温終了後自然放置で5分又はドライヤーの冷風で冷却して下さい

2剤を安定した状態で酸化作用が可能になります

髪の毛にハリコシがない方は、2剤前に空洞処理剤等を塗布して酸化工程に入ると仕上がりに差が出ますよ

2剤処理

カールを崩さない様に2剤はブロム酸を使用します

付けムラが出ない様にたっぷりと付けます

仕上がり

2剤工程終了後パーマ熱による乾燥を抑えるトリートメント剤を使用

今回はディアテック・ヘアパック（NO.4）

アウトバストリートメントでグロッシーメイクセラム

＊熱からの外部ダメージを防いで保湿してくれます

今回はお客様ご自身でドライしてもらいました

内側へクルクル乾かした仕上がり

カール感を作りやすいのは内側にクルクルした方がカールが出ると思います（やりやすさも含めて）

華やかさと韓国ウェーブ感を出すなら外巻きにクルクルした方がより立体感のあるデザインになるので好みのスタイルになる様に実践してみて下さい

黄金のパーマドライ比率

まとめ

コテ巻き風デジタルパーマは普段のセットも楽ちんになります

パーマの持ちも6ヶ月〜8ヶ月ほどあるので長い間楽しめると思いますので是非お試しください