コテ巻きのダメージにパーマは可能なのか❓

福岡・天神韓国ヘアデザイナーヤマサキジュンヤです

今年大ブームとなったコテ巻き風デジタルパーマ

コテを使わなくても簡単にパーマヘアになれる憧れてパーマをされた方も多いと思います

ただコテ巻き風パーマは可能な条件が多いです

パーマに関しての毛髪条件とは

✅ダメージが少ないかた

✅髪の毛の強度が強い方

✅明るいカラーや縮毛矯正などのパーマ履歴が少ない方

コテ風パーマはデジタルパーマで行う事が多いのですが基本的に温度設定を高く行い完全乾燥にて仕上げるイメージです

10年以上前に流行した名古屋巻きに近いです

低温デジタルパーマや低ダメージパーマといった施術に関しては通常の水パーマ（液体使用）の乾燥した少し持続力のあるパーマデザインになります

ここで今回の本題に入ります

コテ巻きを常にしている方にパーマは可能なのか❓

結論から言うととても難易度が高くなります

例えば高級なコテやストレートアイロンを使用して低温で髪のまとまりを出すくらいにアレンジしている方は比較的出来る可能性は高いです

いくつかダメージ毛の方へのパーマアプローチはあります

✅毛髪の乾燥時間の短縮

高温で行う時間を通常より短時間で行う

乾燥が強くダメージが強い部分に毛髪保護剤等を塗布して施術を行う

✅クーリング時間を長くとって余熱でゆっくり乾燥させる

イメージは

加温→クーリング→加温→クーリング

温度設定も髪の毛に負担がかからない範囲で行う

毛髪の問題

パーマをする際に毛髪の強度がとても重要になってきます

韓国や中国などのコテ巻きパーマがブームですが、キューティクルの枚数やタンパク質流出の違いなど髪の毛の強度が

韓国人・中国人＞日本人

ほとんどの場合が日本人の方の方が毛髪強度が弱いです

髪の毛のアレンジが好きなお洒落な日本の方はそれだけダメージも強くなります

この事をふまえると日本人の方の髪質でパーマをする場合はいろんなケースを踏まえてダメージをし過ぎないように施術を行う事が重要になります

今回の施術流れ

コテのダメージと髪の毛の乾燥度合いを測る為に

ph7.5の栄養導入剤でロッドを巻いて毛髪チェック

↑before↑

形はつきやすい状態なので極力アルカリを抑えたシステアミン系の薬剤をチョイス

ワインディング

乾燥度合いも早いので毛先の保護をしながら、ウエット巻きの低温でワインディング

温度は50度の7分です

24mmと27mmで大きくウェーブしてじっくりコトコト形つけをしていきます

＊カールはつきやすい髪質なので必要以上の熱と薬液の強さでダメージを与え過ぎないように注意

クーリングから2剤塗布まで

クーリングをしっかりとしてしっかり冷めた状態でロッド状態のまま水分を全体に塗布しながら2液の準備をします

2液はブロム酸で2度付けをして酸化します

＊ここは2液塗布漏れが無いように充分にね

クルクルドライしながら仕上げました

ニュアンスパーマで仕上げたのでコテ巻き風パーマの様なドライ感やリッジ感は出ないです

パサつきも収まる仕上がりを今回は目標にコテで巻いた時に今までよりもよりボリューム感だったりカール感の保持がしやすいウェーブスタイルになります

＊温度も下げて巻いても取れにくくなりますよ

皆様が気になるパーマ持続力なのですが、割と今回のパーマ部分を切らない限りは残り続けます

乾燥温度も低い温度で行っているパーマなので時間が経過しての髪の毛のパサつきダメージは出にくいです

まとめ

普段巻くのが苦手だけどダメージが強くて毎日コテも巻くしという方は是非こちらのパーマをお試し下さいね

コテ巻き風までの強度なカール感は出ないですがフェミニンご希望の貴方は是非

結んだ時のナチュラルな動きもオススメです

福岡でパーマ選びの際は是非yeopeにお問合せ宜しくお願いします