福岡・天神韓国ヘアデザイナーヤマサキジュンヤです
今回の記事はパーマやカラーの前に気をつける事をご紹介していきます
薬液を使用する施術前に控えておくべきこと
シリコンが重たいシャンプー剤やトリートメント剤は避ける
髪の毛のコーティングや髪の毛を柔らかくしなやかにしてくれるシリコン
シャンプー剤にもトリートメント剤にもスタイリング剤にも配合されているシリコン
ノンシリコンが流行した様に「シリコンは悪」なんて言葉がありますが、使い勝手によっては髪にコーティングしてくれて乾燥を防いでくれたり、艶髪にしてくれたりします
しかしながら使い方を間違えれば髪の毛のダメージの元になってしまいます
市販品の安価なものに関しては髪に残りやすく流れにくいので注意です
シリコーンって何?
シリコンは、油性の成分で、シャンプーやスタイリング剤に含まれる添加剤の1つです。髪のキューティクルを守り、髪に艶を出したり、指通りを良くしたりします。
通常なら髪にプラスの働きを与えてくれるシリコンですが、洗髪とすすぎの方法が悪いと、髪に油が残り、結果、髪の状態が悪くなります。 髪の毛の内部が水素結合できず内側は乾かない状態になります
ビルドアップすると、普段通りのシャンプーでは改善しなかったり、髪が乾きにくくなり、カラーの入りやパーマの仕上りに影響します
シャンプーのシリコンだけではそんなに残りはしないんですが(しっかり洗い流せれば)トリートメントやヘアパックを過度に使ってしまうとこの油分が髪に残ってしまい、ベタとした髪の毛になってしまいます
髪の毛に対する弊害とは?
先ほど説明したシリコーンが溜まってしまった場合は髪の毛自体が呼吸ができなくなり濡れている状態から乾く状態での水素結合が起きにくくなります。
この状態は完全に髪の毛が乾き切らない状態を意味してるのでその状態で寝たり、コテで巻いたりするとダメージは進行しやすくなります。
シリコーン皮膜が強いと、カラーの色の入りやパーマ、縮毛矯正のかかりが悪くなる恐れもあります。
対策は?
このシリコーン過多状態を防ぐ為にはしっかりとすすぐ事をお勧めします
そしてトリートメントなどは特にダメージの激しい部分にのみつける様にして下さい
市販品シャンプーやトリートメント、ヘアパックなどはシリコーンが多く含まれる物も多いので使い過ぎには注意が必要です
*基本的にサロン専売品を使用している方はあまり起きにくい状態なので継続して使用して頂きたいです
また、ハードなスタイリング剤を使用する場合は洗浄力の強いシャンプー剤で洗う事もお勧めします
シャンプーの流れ
1.髪の毛をしっかり溶かして絡まりをほぐす
2.シャンプー前の湯洗いを長めに行う
3.シャンプーをしっかり泡だて頭皮を洗う(汗をかいた日やスタイリング剤を使用した場合は2回シャンプー)
4.油汚れやベタ付きを感じる場合は泡状態で少し時間をおく
5.とにかくしっかりと洗い流す
6.トリートメントをつけて手触りが良くなった所であらいながす(根本にはつけないでね)
7.アウトバストリートメントを中間から毛先につけてヘアドライ
8.最後に髪全体を溶かして仕上げ
この流れで行って頭皮トラブルや髪の毛ダメージを防いでください
頭皮がベタつく日などは炭酸シャンプーで皮脂汚れを除去していただく事もお勧めします
サロン専売品の効果は?
サロン専売品の一般的な特徴としては洗浄力の違い
比較的に肌に優しい界面活性剤を使用している為頭皮に対してのダメージは少なくなります。 また栄養素分も多く配合されている場合も多いのでシャンプーだけでももっちりした質感に仕上ります
デメリットは優しさ
汗量が多い日やスタイリング剤を多く使用した場合はサロン専売品だと落ちづらいです
最低2回はジャンプーするか1回目のシャンプーを洗浄力のある物を使用するかで対応して下さい
*炭酸系やマイクロバブルシャワー、石鹸系シャンプーで対応できます
まとめ
今回は髪の毛を綺麗に保つ方法をご紹介しました。
色もちや素髪を保つために大事な事なので皆様ぜひ実践してみて下さいね
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